<< 「イベント企画・運営者(その5分の1)の独り言」〜その6(少し訂正) | main | 「イベント企画・運営者(その5分の1)の独り言」その8 >>

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  • 2010.02.07 Sunday
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「イベント企画・運営者(その5分の1)の独り言」その7

え〜・・・ここまで長々と独演会を行って来た訳でありマスが、あくまでも私のモットーとしては、「何もせず文句を言う」でもなければ「文句も言わずやる」でもなく、「文句言いながらやる」デスので、ご容赦下サイませ。よって私も、不平不満を言うだけの口先人間とは思われたくないため、今回初めて色々な裏事情も告白させて頂きマシタ。ライヴハウスで見かける私は「ただの酔っ払い」かも知れマセンが、実は違うのだと言う事でありマス。

私の真の姿は・・・「ただの口うるさい酔っ払い」なのデス。(^^;)
 
・・・と、前置きはこの辺でやめにして。
 
今回のイベントですが、ちなみに大阪/京都編はコンピ製作者の五嶋氏が企画・運営し、東京編の企画・運営は私(エレクトレコード)を含めた5名。五嶋氏(BRIDGE BUILD BURN CORPOLATION)、石戸氏(いぬん堂)、くう汰氏(Kootown Records )、森本氏(Establishment Record)によって行われるのでありマスが、他の4名様は皆、自分で音楽もやりつつ裏方として自主レーベル運営やライヴ企画等もやっておられる方デス。また、私の様な口や育ちの悪い者と違い、ライヴハウスでお会いするこの方々は、どっかの金持ちのおぼっちゃんの様に、実に穏やかで心やさしい人達なのでありマス。
 
・・・しかし、私は知っておりマス。この方達は、日々本業に汗を流して稼いだ金を音楽のために惜しみなくつぎ込み、レーベルを運営したりライヴを開催するために日夜多大な労力を注ぎ込んでいる尊敬すべき人達なのだと言う事を。
 
なおかつ、それらすべては自分の愛する音楽や敬愛するミュージシャンを支援・応援するために、自腹を切るなり貴重な時間を割いて行われているのデス。

要するに、裏方であるこの方達に共通しているのは、「私利私欲のみを追い求める事」以外の生き方が出来ると言う事に尽きるでしょうか。

・・・とは言え、もちろんそれが最終的には自分の楽しみや喜びのためであると言う事も事実ではありマス。しかしこの、「誰もやらないなら自分がやる」と言うインディペンデント(自主独立)精神に溢れ、陽の当たらぬ裏方であるにも関わらず実際に行動するこの人達だからこそ、私は今回行うイベントの企画話を持ちかけたのでありマシタ。
 
ライヴハウス(及びライヴハウスもどき=営利至上主義の貸しホール)に対しああしろこうしろと、自分では何も行動せず文句ばかり言ってる訳では決してないのデス。
 
そもそもアマチュア・ミュージシャンの方々自身が、日々働いて得た金をつぎ込んでライヴ活動をしておりマス。そしてそれを支える裏方の人達も日夜稼いだ金をつぎ込むなり貴重な時間と労力を割いておりマス。(ただし、先にも述べた通り、あくまでもそれは自分の音楽もしくは自分の好きな音楽のためには当然の事な訳ではありマスが・・・。)
 
ミュージシャンに出来て、それを支える裏方の人達にも出来る事が、ミュージシャンをサポートする立場であるべきライヴハウスには、何故出来ないと言うのか?
 
ゆえに、出来るならばライヴハウスも音楽を本当に愛しミュージシャンの活動を積極的に支援しようと努力する人に経営してもらいたいし、その様な方針の店が一軒でも増えれば、この国の音楽シーンも、人気や動員優先ではない、拝金主義以外の価値観がもっと主流になって行くのではないかと私は信じておりマス。
 
そこで今回のイベントですが、(もちろん今回使わせて頂くライヴハウス様にもホール・レンタル費用の減額その他、色々と譲歩・協力して頂いてもおりマスが、)まずは私達が手本を見せマス。・・・と言っても、私達にとってはいつもやってる事を繰り返すだけの話デスが。
 
まず、ライヴに必要な経費はすべて企画・運営者である私達5名がワリカンで支払いマス。出演するミュージシャンの方に出演ノルマを負担させる様な事はイタシマセン。出演者の方々には、ライヴを行うに際しての費用を支払う心配がない代わり、「良い作品を作り良い演奏をする」と言う極当たり前の仕事をして頂くのみでありマス。・・・ただし、ほんのちょっと集客のお手伝いをして頂く事にもなりマスが、それは自分の音楽や演奏を多くの人に聴かせるために必要な事だと思いマスので、何卒ヨロシクお願いイタシマス。
 
また、今回日程の都合等で惜しくも参加出来なかった方もおられマスが、基本的に出演バンドの選出及びイベント全体の企画内容に関しては、私達企画運営者5名が自信を持ってお薦めするものであり、それゆえに当然の如く、観客動員が少なければ自腹を切って赤字額を支払うのは私達であり、イベント自体が楽しくなかったり不測の事故が起きれば、それもすべて私達が責任を負う事となりマス。
 
もっとも、今回は基本的にドリンク代のみで入場出来るフリー・イベントであるため、お客サンが来ようが来まいが、やる前から赤字〜自腹は確定しているんデスけどね。(^^;)
 
まあしかし、だからこそ誰にとっても楽しいイベントにしたいし、少しでも多くの人に足を運んで頂きたいと思いマス。
 
この独り言コーナーでは、私の積年の義憤から、ちょっとばかし(かなり?)怒りのトーンばかりが目についてしまったかも知れマセンが、大丈夫。私以外の企画運営者の方々は、皆穏やかで人当たりの良い、愛情溢れる方ばかりデスから。(^^)
 
そうそう。このイベントをやる意義としては、もっと他にも色々要素はある訳でありマシテ、この際、ついでにそれもお話ししておきましょう。
 
私個人に関しては、やはりこのインディペンデント精神と言うもののルーツとして、地方在住の中学生だった頃に色んな音楽雑誌の記事を読み漁り感銘を受けた“東京ロッカーズ”関連の活動方針やその存在意義からの影響がまず第一にあり、なおかつ権力者に管理されず売り上げにも左右されず自由な発想で表現活動を行えるレコードの自主制作と言う方法論に対しての憧れと言うか愛着と言うものに、間違いなく端を発しておりマス。
 
更には、それに伴うライヴハウスにおける実演行為の鑑賞。あの狭い空間の中で日々新しい出来事が起こり、新しいムーブメントや音楽が生まれるその現場、時代が変化するその瞬間をこの自分の目と耳、こころと肉体で実体験する事によって得られる、他の何とも比べようのない衝撃と快感。そしてその至福の時間と空間を与えてくれるライヴハウスというものが、私は本当に大好きなのデス。
 
よって、自ら行動する事によってのみしか得られない達成感や充実感、ライヴハウスにおける未知な刺激との出会い、そう言った楽しみ方を少しでも多くの方にお伝えしたいし、とっくに忘れてしまったと言われる方にはもう一度思い出して頂きたいのでありマス。
 
いや〜インディペンデント精神で生きるのって楽しい!!(^^)/
 
ライヴハウス大好き〜!!(ライヴハウスもどき=営利至上主義の貸しホールは除く)
 

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