まず初めに、前回書いた内容の一部に関して謝罪させて頂きマス。
前回(その7)、「ミュージシャンに出来て、それを支える裏方の人達にも出来る事が、ミュージシャンをサポートする立場であるべきライヴハウスには、何故出来ないと言うのか?」・・・と発言イタシマシタが、この様な「自分にも出来たんだからお前にも出来るはず」と言う考えは完全に間違っておりマシタ。
人ぞれぞれ自己が持ち得る能力も人生の目標も異なる訳でありマスゆえ、これでは単に個人の価値観の押し付けになってしまいマス。偉そうな事をほざいて大変申し訳ありマセンでした。m(_)m
そこで・・・。
「音楽よりお金が好きな人には絶対に出来マセンので、そう言う人は金輪際、音楽業界に関わらないで下サイませ。
」
」・・・と、言い直させて頂きマス。(^^)
それでは、お金より音楽の方が好きな人に向けて、お話を続けましょう。
・・・と、またその前に、私自身が音楽をやっていない事で色々揶揄される方も居るでしょうが、むしろ音楽をやってない人間の方が、自分の利益や損得に関係なくその世界の仕組みや矛盾に気づく事が出来る場合もあるのではないかと、常々私は考えておりマス。
それではまず第一に、私は現在のライヴハウスもどき(=営利至上主義の貸しホール)乱立〜バンド・ブームは、決して音楽と言う文化自体が繁栄しているのではなく、ただ単に経済活動(=搾取のシステム)が繁栄しているのだとしか考えておりマセン。
例えば、現時点では音楽活動以外の仕事との両立も順調で仕事先から給料もちゃんともらえて何となく上手く行ってるから危機感をリアルに感じられない状態なのデスが、例えばバンド・メンバーの一人が正社員あるいはバイトをクビになる、もしくは結婚して子供が出来てその養育費が大変でバンド活動どころではなくなる・・・等、世の中の変化や日常生活の変化と言うものは音楽活動に大きな障害をもたらす可能性があり、時にはバンドも解散し、遂には音楽活動から足を洗う・・・と言う様な事も充分起こり得る訳でありマス。
また、その様な音楽活動以外の状況変化のみならず、もっと音楽性を向上させたいだとかバンドの演奏を固めるためにスタジオ練習に入る日数をいきなり二倍にしたいなどと思い立ったりなんかすれば、それだけ予算もかかる上に、音楽以外の仕事にも影響が出て来るのは必至デス。
あるいは、スタジオ練習などと言うと練習嫌いな方にはちょっとピンと来ないかも知れないので、それならばライヴの回数として考えたら如何でしょう?皆様やはりライヴをやるのはお好きだと思いマスし、音楽性にもよるのでしょうが、人前で演奏すると言う事は数十時間のスタジオ練習にも勝る程の効能がある訳で、そこで月に1〜2度のライヴを3回〜4回〜と増やす、あるいはツアーにでも行く事になったらどうなるでしょう?既にそれなりに動員があるバンドならともかく、すぐに経済的に立ち行かなくなって、そのせいでバンド内もぎくしゃくしたりして、やはりバンド活動に支障を来たす可能性が増しマスよね?
いえいえ、現状に満足してる方はそれで良いのデス。今のままのペースで仕事や家庭と両立しながらバンド活動を続けられればそれで良いとおっしゃる方は。
しかるに、そうではなく音楽で喰って行きたいとまでは言わなくとも、もっと音楽活動に力を入れようとして一旦バンド活動を活発にすると、遅かれ早かれ音楽的に行き詰まるより前に経済的に行き詰ってしまうのが、現状では関の山なのデス。
もちろん、その成長のペースに人気や動員が伴って行けば問題ない話デスよ。それに、そう考えたらゆっくり成長した方が歩調も合うってもんでしょうしね。(←ホントは違うけど、それはまた後日。)
だけど、もっと音楽の素晴らしさを味わいたい、音楽を演奏する事でカタルシスを得たい、音楽と一体になりたい・・・などと考えた場合、そんなペースで満足出来るんデスか?生きてるうちに身体が自由に動くうちに、もっともっと素晴らしい作品や演奏を自分の手でクリエイトしたいと思わないんデスか?
皆サン、とても音楽好きな方デスよね?となると、本心ではもっと練習したいだとか、もっとライヴをやりたいって気持ちが当然ありマスよね?また、時には仕事なんかやめて音楽だけに打ち込みたいなんて考えたりもしマスよね?
でも実際には我慢せざるを得ないのデス。実は自分でも知らず知らずのうちにセーブしてるのデス。こころの奥底で、自分は人気がないんだからこれは仕方ない事なんだとあきらめているのデス。
それっておかしくないデスか?音楽が好きでバンドをやってて、本心ではもっとライヴをしたいのに“経済的な問題”が立ちふさがってるがゆえにそれが出来ないなんて?
(あれれ?何だか詐欺商法まがいの怪しいWEBサイトの勧誘文みたいになって来たぞ?)
そもそも、良いバンドや優れたミュージシャンがもっとライヴをやってもっと良い曲を作りもっと良い演奏をする様になるって事は、ミュージシャン自身のみならずリスナーの立場である私達にとっても望ましい事であるし、音楽と言うジャンルやシーンのみならず我が国の文化の発展に寄与すると言う意味においても歓迎すべき事であるにも関わらず・・・デスよ?
そこで私は考えマシタ。いやこれは単なる理想論に過ぎないかも知れないし、誇大妄想の類に属する話かも知れマセン。
おっと、申し訳ありマセン。ちょっと長くなりそうなので、この続きはまた次回・・・。(^^)
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