さて、壊れた楽器(パソコン)も中古で買い直したし、続きを書くとイタシマスか・・・。と思ったら電話が止まってた・・・(TT)
え〜、これはもはやオヤジの戯言、あるいはおそらく私の自分本位なエゴに過ぎないのであろうと言う事は百も承知の上なのでありマスが・・・。
今から25年前、時は折りしも、かのインディーズ・ブーム前夜。日本の音楽シーン、特にパンク系に限っては、情報と言えばD○○L誌か宝○誌くらいしかなかったにも関わらず、日本中あちこちで新しいパンク・バンドが生まれ、パンク・ロックの形態やバリエーションは日を追って進化・分化・特化し、自らが行動を起こしてライヴ・ハウスに足を運びさえすれば、誰もが目まぐるしく変化して行く音楽シーンの目撃者になる事が出来た時代でありマス。
よって私にとってのライヴ・ハウスとは、何かが起こる場所、何かが変わる場所、何かが始まる場所以外の何物でもないのであって、更に言えば、実はライヴを観ている最中よりも、むしろライヴ終演後の帰り道、独りでその日の余韻を噛み締めている時の方が気持ち良かったりするのでありマシタ。
そしてその理由を分析するならば、これは音楽そのものにも言える事なのでありマスが、そこからもらった力や勇気や喜びを、明日の仕事の励みにするなり、生きていく糧にするなり、自分もその日から何かを始めるなり・・・と、言わば生命力を充電する様な効果が間違いなくそこにはあったのではないかと思われマス。
・・・とは言え、そもそも良い音楽ってのは、人のこころを動かすものであり、変えるものであり、勇気づけるものなのでありましょうから、それは至極当然な話なのではありマスが・・・。
ゆえに、私にとって音楽を聴く事、そしてライヴ・ハウスに行くと言う事は、生きるための原動力を得るためであり、私の様な駄目人間がこの世で生きる続けるためのエネルギーを受け取るためでもあり、なおかつ、そうやって受け取ったパワーを、今度は自分自身が何がしかの方法で世の中に対して発信するなり還元するためでもあったのだ・・・とでも言い換えられましょうか。
音楽から発せられる良い振動が聴く者のこころに良い影響を与え、その振動を受け取った者が更にその良い振動を世の中に伝え広めて行く。それ以上の、否、それ以外に音楽の役割や目的などあるのでしょうか?
確かに、今現在においても音楽は楽しいものでありライヴ・ハウスは楽しい場所だ・・・と言う意見もありましょう。しかしながら、体を動かし汗を流し気分を爽快にさせる事だけが音楽の存在価値や存在意義ではないのデス。
ビートの効いた音楽ならば、人の体のみならず動物の体をも揺すらせる事が出来るかも知れマセン。しかしながら、動物になくて人間にあるもの、ロボットになくて人間にあるもの、それは想像力であり創造力なのでありマス。
しかるに現在の世の中は、むしろ人間から想像力や創造力はもちろん、更に言えば自主性や主体性を奪う事が目的であるかの様な、まるで人間を家畜に貶めるかの如き目先の利益や自己の欲望を満たす事のみ追い求める価値観が蔓延っているとしか私には思えないのデス。
音楽の世界に話を戻せば、経済活動と言う名の足枷がある状態、ましてや経済活動への隷従を余儀なくされる様な状況で、本当に自由な創造活動など出来るはずがないのでありマス。
もちろん、創作活動と経済活動を両立させる事が出来れば元より苦労はありマセン。しかしながら、少なくとも作品を創造するその瞬間だけでも、それらは切り離されていなければならないのデス。
経済活動とは無縁な創作活動が、その後で結果的に経済活動に結びつくのであれば何の問題もありマセンが、経済活動のみならず人気や流行に左右されながら行う創作活動に、無限の、もしくは未知なる可能性など見出し得るでしょうか?
だからこそ、音楽を愛する者、そして音楽家を支援する者がすべき事は、音楽家の創作活動と経済活動を切り離してやる、もしくは経済活動とは無縁な創作活動が行える環境を整備する事にあると私は繰り返し述べているのデス。
換金性の高い音楽とは、すなわち多くの人々が好むものな訳でありマスから、それはそれで確かに世の中には必要デス。しかし、それだけで良いのか?例えお金にはならなくとも、観客が少ししか集まらなくとも、存続すべき真に創造的な音楽と言うものもあるはず。
私は見たいのデス。時代が変化して行く様(さま)を、バンドが成長する進化の過程を、目の前で新たな価値観に基づく表現が産声を上げるその瞬間を・・・。
だからこそ、私は今でも、ライヴハウスに足を運び続けているのでありマス。
今にも消え入りそうな儚い理想と希望に、背中を突き動かされながら・・・。
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