<< 「イベント企画・運営者(その5分の1)の独り言」その16 | main | 「イベント企画・運営者(その5分の1)の独り言」その14 >>

「イベント企画・運営者(その5分の1)の独り言」その15

え〜・・・さて、ものすごく乱暴に言うなれば、売れている人が経済的に成功しているがゆえに音楽活動を継続及び発展させる事が出来ているのと同様、売れてない人も音楽以外の本業等の経済的な安定によって音楽活動を続けていられると言うのが現状で、それらはいずれにせよ経済なくして音楽と言う文化が存続し得ないと言う事の証明でもある訳なのでありマスが・・・。
 
まあしかし、ライヴ・ハウスに出演する事が最大にして最終的な目標である方はそれで良いのかも知れマセンが、私はやはり、“それ”が一番好きで、“それ”を一番大事にし、“それ”が一番得意な人に、“それ”をやってもらいたいと思う訳なのでありマス。
 
“それ”・・・すなわち“音楽”。
 
ただし、その場合の“好き”と言うのは、そんなに生易しいレベルのものではなく、もしかしたら、現在ライヴ・ハウスに出演している人達よりも、私の方が音楽を好きかも知れマセンよ〜。
 
何故なら、私は“音楽を好き”であるがゆえに自分が音楽をやる事をあきらめた人間・・・だからでありマス。
 
・・・と言うと、ちょっとカッコ良すぎデスね。もっと正直に言いましょう。それは、私の様に手先が不器用で、しかも楽器演奏が上手くなるための努力が苦手な上に怠け者な人間が音楽をやるなんて事は、私よりも手先が器用で、しかも楽器演奏が上手くなるために努力を惜しまない様な人達に対して失礼極まりない事だと思ったからなのデス。
 
いえいえ、とは言え、もちろん“音楽を聴く事”は大好きだし、独りで部屋の中でギターを弾きまくるのも私は大好きデスよ。
 
だけど、その程度の音楽好きが、のこのこ人前に出て行って演奏なんかするって事は、自分が大好きであるはずの音楽に対する冒涜である・・・との思いに、私は至ってしまったのでありマス。
 
そもそも、本気でこころの底から“好き”だって事は、そんな趣味程度に“好き”だと言えるレベルではないはずだし、音楽をやるべき人は、朝も昼も夜も音楽の事ばかり、作詩作曲やアレンジはもちろん、暇さえあれば楽器を触ったりその事ばかり考えている様な人であるはずなのデス。
 
・・・だからこそ私は、自分で音楽をやるのではなく、“音楽に恩返し”する道を選んだのでありマス。
 
ゆえに、“音楽を好き”であり“音楽が一番得意”であると公言する人は、それを具体的な行動によって現実に示し証明し続けるべきなのデス。
 
そして、自分の創った作品で人を感動させ、自分の演奏で人を満足させ納得させる事が出来なければ絶対に駄目なのデス。
 
世界中の誰より・・・なぞとは申しマセンが、観客席に居る誰よりも自分の方が“音楽を好き”だと胸を張って言える様な人間でなければ、舞台上で、そして人前で演奏などしてはいけないのデス。
 
観客の立場からすれば、「あんなの俺にも出来る」と思える様な演奏を、お金払ってまで観たくなどないのデス。
 
・・・とは言え、昨今は、観客が支払う一人分のチケット代金よりも、ステージに立ってるミュージシャンの方がライヴ・ハウスに対して多額のお金(ノルマ)を支払ってる場合が多いのだから、あまり文句も言えないのではありマスが・・・。
 
しかるに、そもそも人前で何かを表現する事、それ自体が、やもすれば多くの賞賛を得る可能性もあるのと同時に、厳しく冷たい批判の目にさらされる・・・更には完全に無視され黙殺される可能性もある訳なのでありマスからして・・・。
 
私にしてみれば、舞台の上で人前に立って演奏する人と言うのは、誰しも少なからず、勇気のある人であり、憧れの人であり、尊敬すべき人なのでありマス。
 
よって、ステージに立つ人は最低でも自分より“音楽を好き”であり、なおかつ“音楽が一番得意”な人であって欲しいし、自分の音楽に対する愛情の度合いなんて、この人に比べたら全然駄目だと、徹底的に思い知らせて欲しいのデス。
 
ちなみに、個人的には、どちらかと言えば作品を創り出すクリエイティブ(作家的)な人の方が私は好みなのでありマスが、誰にでも簡単には真似出来ない様な素晴らしい演奏を聴かせてくれるプレーヤー的な人も、いずれにせよ私にとっては神様に等しい存在なのでありマス。
 
・・・と言うか、それ以前にその人達、すなわち作詩作曲したり舞台上で人前で演奏しているその人達の方こそが、おそらく私以上に、音楽を神様の様に大切に思い、音楽のために日々の一分一秒を、果ては自分の人生のすべてを捧げ尽くしているのだから、それは至極当然な事なのデス。
 
そんな人達に対し、この私程度の“音楽好き”が、敵うはずなどないではありマセンか!!

また、それは音楽に限った事ではありマセン。
 
どんな分野であれどんな仕事であれどんな商売であれ、“それ”を一番好きな人、“それ”を一番大事にする人、“それ”が一番得意な人・・・その様な人達以外の人間が牛耳ってる様な業界なんか、ロクなものであるはずがないのデス!!
 
あいつらはいつも、金のためなら何でも捨て、金のためなら何でも薄め、金のためなら何でも売り、“それ”自体が本来持つ価値や魅力や素晴らしさを、とことん地に貶め続けているのでありマス!!
 
“本当に好き”って、どう言う事なのか?どの程度なのか?そして、どうすればそれを証明し得るのか?
 
・・・問われているのは貴方であり、そして私でもあるのデス。
 
(つづく)

その16
http://dotheindepend.jugem.jp/?eid=23